その他
缶の中に入っているもの
2024.06.16佃煮のこと
6月29日は、“佃煮の日”です。
佃煮の発祥の地である東京佃島の守り神、住吉神社が創建されたのが1646年6月29日であること、“29日”を“ツク”と語呂合わせして、“佃煮の日”と名付けられました。
金沢の佃煮は、加賀藩主が江戸へ参勤交代で通った際、大名土産として持ち帰ったことが始まりと言われています。
水産物や農産物に、地元の大野醤油や水飴を加え、釜でことことぐつぐつと炊き上げます。
水分を蒸発させながら調味料を染み込ませるため、水分を栄養とする雑菌が繁殖しにくく、保存性の高い食品です。
また、素材をまるごと使用するので、不足しがちな栄養素がたっぷり取れる伝統食です。
おにぎりやお茶漬け、お酒のつまみに、佃煮はいかがでしょうか。