Scroll
Page top
kurumi no oyatsu
くるくるクルミの3時のおやつ
金沢では、“いつまでも若々しく健康でありますように”と願いを込めてクルミを食べる習わしがあります。
藩政時代、人々は霊峰白山に自生するクルミを拾い、お殿様に献上していました。
クルミは、ミネラルや食物繊維が豊富で、女性にうれしい栄養価も含まれており、良質な油脂がお肌や髪の毛のツヤに良いと、城下町でも評判でした。
結婚式でも、“花嫁が一層美しくありますように”と婚礼のごちそうにクルミの佃煮を添えるほど、金沢で馴染みのあるものです。
そんなクルミを炒って、キャラメリゼ風にしたものが“クルミのおやつ”です。
ローストしたかしクルミに、シロップなどのフレーバーを加えて釜の中へ。
佃煮づくりのわざを活かし、じっくりとからめて火を通しヘラでまんべんなくかき混ぜると、クルミはやがてツヤツヤに。
釜から取り出して冷ますと、表面には自然な結晶が浮かび上がります。
カリッと香ばしく、サクッとやわらかい、金沢発“クルミのおやつ”
フレーバーはメープルシロップ・大野醤油風味・生姜カラメル・黒糖・珈琲です。